セレクトショップとしての想い

セレクトショップとしての想い

創業大正11年の老舗
ベビー服セレクトショップのさきがけ

「いさみや」は大正11年に初代の川瀬留吉が大阪備後町で創業しました。
その翌年、渋谷の道玄坂にて「勇屋モスリン店」として産声をあげ、現在の本店である「いさみや銀座店」は昭和8年に開設されました。

当時は既製服というものが世に販売されていず、オーダーメイドを注文される方を除き、着物や洋服はご家庭でお作りになっていました。
「いさみや」は、洋服が主流になりつつあった時代に応えるために、洋装生地を個人のお客さまにご提供しておりました。

関東大震災や太平洋戦争で営業できない時期もありましたが、そうしたことをくぐり抜け、昭和40年代後半から当時まだ珍しかったベビー・こども服を扱うようになり、現在の「銀座いさみや」は始まりました。

ベビー服セレクトショップのさきがけ

ベビー・子ども服には夢があります。
お子さまへのお買い物の方はもちろんのこと、出産祝いなどのギフトでお越しになるお客さまも、ベビー服や子ども服をお選びになる時、皆さま楽しそうです。
手のひらの上に”ちょこん”と乗る靴下を見ているだけでも、なんとも幸せな気分になるのでしょう。
ご来店くださるお客さまの喜ぶ姿を拝見していると、私たちもとても嬉しくなります。
そして「もっと喜んでいただけるよう励んで行こう」と心新たに思います。

この度、「銀座いさみや」のこだわりと想いをインタビューしてもらい、弊社四代目社長 川瀬真人(兄)と常務取締役 川瀬和人(弟)が答えました。
その内容をご紹介いたします。

  1. 銀座いさみやのこだわり1
    日本のメーカーさんにこだわっています

    どのようなメーカーさんとお取り引きしているのですか?

    日本のメーカーさんにこだわっています
    「銀座いさみや」は日本のメーカーさんとだけお付き合いをしています。
    規模の大小に関わらず信頼のおけるメーカーさんの「これ、いいな!」と思ったものを買い付けています。
    やはり日本のメーカーさんには、日本人らしいきめ細やかさがあります。
    私たちは海外ブランドを入れたくない訳ではなく、日本のメーカーさんにもっともっと頑張ってほしいですし、日本がもっと活気に満ちた国になってほしいからです。
  2. 銀座いさみやのこだわり2
    販売スタッフも仕入れに参加しています

    販売スタッフの方も仕入れをする、業界でも珍しいスタイルのようですが…。

    販売スタッフも仕入れに参加しています
    大きな方向性や数量等はこちらで計画を立てますし、私たちも買い付けをします。
    でもそれだけですと、実際のお客さまの声を吸い上げることは、なかなかできません。
    販売スタッフも自分が仕入れた商品が喜ばれ買っていただけると、やっぱり嬉しい。
    すると、「次回はもっといいものを探そう!」とさらに頑張ってくれます。
    お客さまの反応や、販売スタッフの楽しそうな姿を見ると、私たちも嬉しいです。
  3. 銀座いさみやのこだわり3
    新生児〜小学校6年生まで揃います!

    幅広い年齢の商品が揃っていて、お買い物が便利ですね!

    新生児〜小学校6年生まで揃います
    ママさんたちが上のお子さまを連れて、赤ちゃんをベビーカーに乗せてお買い物をするのはとても大変です。
    当店は1階が新生児〜幼稚園の年長さんくらいまで、地下1階が小学1年生前後〜6年生くらいまでを扱っていますので、お子さま全員の買い物をしていただけます。
    エレベーターはありませんが、ベビーカーは1階レジでお預かりするか、赤ちゃんを抱っこしていただければ、スタッフが喜んで地下に運ばせていただきます!
  4. 銀座いさみやのこだわり4
    お手頃なものから百貨店ブランドまで

    ブランドもたくさんあって、見ているだけで楽しいですね!

    お手頃なものから百貨店ブランドまで
    子ども服のニーズは大人同様本当に様々ですから、お手頃価格のものから百貨店ブランドまで、たくさんのメーカーさんの商品を揃えています。
    普段着から入学・卒業などのフォーマルウェアなど、用途に合わせお選びいただけます。
    ギフトもブランドの組み合わせができるからか、「ギフトは銀座いさみやさんで」とお話しされるお客さまもいらっしゃいます。

    妊娠中のお客さまから、「友人の出産祝いはすべて銀座いさみやさん。自分の時も絶対に買いに来ようと思っていて、やっと来れました!」とお話しいただいたことがあります。
    それを聞いた時は感動しましたし、本当に嬉しかったですね。

    「銀座いさみやに行けば、必ず良いモノが見つかる」と思っていただけるよう、今後も仕入れに力を入れていきたいですね。
  5. 銀座いさみやのこだわり5
    選べる楽しさ。幅広いデザインテイスト

    見ていると、デザインの偏りがないように思います。こだわりのポイントでしょうか?

    メーカーさんの数が多いのでデザインも豊富です。
    そのおかげか双子のお客様も多いんですよ。
    同じ柄の同じサイズを違う色で揃えたり、帽子から靴下まで一つのブランドだとしつこくなってしまいますが、たくさんのブランドで双子ちゃんのそっくりコーデが出来るのも当店ならではだと思います。
    兄弟姉妹で好みも似合うものも違いますし、パパとママがお子さまに着せたいデザインが違うことも多々あります。
    数ある中から「今回はこれ!」と、宝物探しのような感覚でお選びいただけたらと思います。
    皆さまのお好みにお応えできるのも、メーカーさんとの信頼関係があってこそ。
    今後もメーカーさんと二人三脚で歩んでいくことは「銀座いさみや」の経営方針の一つです。
  6. 銀座いさみやのこだわり6
    ジャパンクオリティのベビー服

    ベビー服は特に配慮されているとお聞きしました。

    赤ちゃんが生まれる際、ご両親の気がかりは何と言っても安心安全だと思います。
    私自身も子どもが生まれる際は、安心できるもの、丁寧に作られたもの、身体に害のないものなど考えました。
    私自身もそうでした。
    赤ちゃんの肌は敏感ですから当店でも、安心していただける「ジャパンクオリティ」の製品を選んでいます。
    赤ちゃんにとって初めて着る衣服。
    着心地良く、快適に過ごしてほしいという願いがあります。
    より肌に優しいものをお求めになる方には、オーガニック生地の肌着などもご用意しています。
  7. 銀座いさみやのこだわり7
    セレクトショップとしての想い。「4つの喜び」

    最後に、「銀座いさみや」さんが大切にしていることを教えてください。

    セレクトショップとしての想い
    ベビー・子ども服は、「作り手」「売り手」「買い手」の他に必ず「貰い手」が存在する世界です。
    大人の服の場合、プレゼントもありますが、基本的には自分の服は自分で購入します。
    ところがベビー・子ども服は、お子さま自身が買うことはまずありません。 これが他のアパレル業界にはないことです。
    だからこそ私たちは、「作り手・売り手・買い手・貰い手」の「4つの喜び」を追求する会社であることを目指しています。

    「作り手」の喜びは、自分たちの作った服を着た赤ちゃんや子どもが笑顔になっている姿を想像し、ワクワクしながら作ることだと思います。

    「売り手」、つまり私たちの喜びは、お客さまと子どもたちに喜んでもらうことです。そのために、良い商品とホスピタリティの高い接客をご提供し、子どもたちが楽しめる空間創りを大切にしています。

    「買い手」の喜びは、選ぶ、買う、贈る、その全てのプロセスを楽しんでいただくことだと思います。

    そして「貰い手」の喜びは、もらった時と日常で使うときの喜びです。この4つの喜びがあれば、幸せの連鎖が起きると思っています。
    銀座だからこそ得られる買い物の楽しさ
    この銀座という場所で「銀座だからこそ得られる買い物の楽しさ」も体験していただけるお店でありたいですし、ご家族の皆さまにとって親しみのあるお店でありたい。
    そして、ギフト選びのために一人でご来店いただく男性の方にも入りやすく、安心して任せられるお店として、これからも日々精進してまいります。